がんのコラム

2017年4月3日

経営者に知ってほしいがんの知識 /第3回 がんの男女差

がん 健康管理

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私たちの体内で発生するがん細胞の数は、遺伝子の「経年劣化」により、年齢とともに殖えていきます。同時に、がん細胞を監視する免疫の働きも加齢によって衰えます。この結果、年齢とともに、がんに罹患する人の数は増えていきます。一言で言えば、がんは「老化」と言えます。

つまり、がんは高齢者に多い病気であり、男性に多い病気です。2014年にがんで死亡した人は368,103人ですが、男性218,397例、女性149,706例で、男性が女性の1.45倍でした。がんと診断される人の数も男性が女性の1.4倍です。

この理由は、連載のなかで詳しくお話ししていきますが、がんの原因の半分以上が生活習慣によるもので、喫煙も飲酒も運動不足も、男性に多いことが主な原因と言えます。

しかし、実は54歳まではがん患者の数は男性より女性に多いのです。55歳で男性が女性を上回り、年齢とともに急激に増えていきますから、全体では男性が多いのですが、30代に限れば、女性のがん患者の数は、男性の3倍近くにも上ります。

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