がんのコラム

2017年3月6日

経営者に知ってほしいがんの知識 /第2回 がん急増の理由

がん 健康管理

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日本人にがんが多いわけ

現在、日本人男性の3人に2人、女性でも2人に1人が生涯でなんらかのがんに罹っています。日本は世界一のがん大国となりましたが、その理由を考えてみたいと思います。

私たちの遺伝子はただ生きているだけで傷ついていきます。ものは必ず経年劣化を起こしますから、当然です。とくに特定の遺伝子に傷(突然変異)ができると、細胞は止めどもなく分裂を繰り返すことになります。こうした遺伝子には、細胞の分裂を止める働きをする「がん抑制遺伝子」や、細胞の分裂を進める「がん遺伝子」があります。

突然変異によって、がん抑制遺伝子が働かなくなったり、がん遺伝子が異常に働き続けたりすると、細胞は死ぬことができなくなり、異常な増殖が続くことになります。

そして、残念ながら、年齢とともに、がん抑制遺伝子やがん遺伝子に突然変異が積み重なっていき、がん細胞が発生しやすくなります。一言で言えば、がんは遺伝子の老化と言ってよい病気です。

実際、健康な人の体でも毎日多数のがん細胞が発生していることが分かっていますが、

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