経営者に知ってほしいがんの知識/第12回 飲酒の発がんリスク Part.1
がんのコラム 2018年1月10日
忘年会、新年会とお酒を飲む機会が多い季節です。連日、二日酔いといった経営者の方も少なくないのではないかと思います。しかし、飲酒は喫煙に次ぐ第2位の発がん要因で、食道がん、咽頭がん、肝臓がん、大腸がんなどのリスクを確実に高めます。たとえば、毎日、日本酒を4合飲む日本人男性は、大腸がんになるリスクが3倍にもなります。
お酒が「百薬の長」になるのは、せいぜい1合までで、飲酒は多くの日本人が考えているよりはるかに大きな健康リスクです。