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経営者に知ってほしいがんの知識/第40回 標準治療

がんのコラム 2020年6月23日

タレントの小林麻央さん(享年34)の若い命を奪った乳がんは、がんのなかではタチのよい部類に入りました。しかし、3年たらずの闘病の末、命を落としました。

彼女のブログやこれまでの報道から推測すると、適切な治療が提供されなかった可能性が大です。麻央さんも2016年9月4日のブログでこうつづっています。

「私も後悔していること、あります。あのとき、もっと自分の身体を大切にすればよかった あのとき、もうひとつ病院に行けばよかった あのとき、信じなければよかった あのとき、、、あのとき、、、」

がんの治療では、「標準治療」を受けることが何より大切です。標準治療と聞くと、「ふつうの治療」、「並の治療」のように思えるかもしれません。実際、麻央さんや海老蔵さんもそのように誤解してしまった可能性もありますが、標準治療こそが、現時点での「最善・最良の治療」なのです。

なお、「最先端の治療」が最も優れているとは限りません。新しい治療は、その効果や副作用などを調べる「臨床試験」で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば「標準治療」の一つとなります。

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