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「すみません」より「ありがとう」/朝礼スピーチ

経営者としての見識を深めたい 2016年3月10日

「すみません」より「ありがとう」

皆さんは、誰かに何かをしてもらって、お礼を言うとき、何と言っていますか。また、逆にお礼を言われるとき、どのような言葉を言ってほしいと思いますか。

今日は感謝の気持ちを伝えるときに使う言葉についてお話ししたいと思います。

皆さんは、人に何かをしてあげたとき、お礼の言葉として「すみません」と言われるのと、「ありがとう」と言われるのは、どちらが嬉しく思いますか。「また、次もしてあげよう」と思うのはどちらですか。多くの人は「ありがとう」を選ぶでしょう。

しかし、いざ自分が人に何かしてもらって感謝する言葉を口にするとき、「すみません」と言ってしまいがちです。それは、私たちは潜在的に「人に何かしてもらうことは恥ずかしいこと、申し訳ないこと」という意識を持っているからだと思います。申し訳なさと感謝の気持ちを両方持ちながら、どちらかというと申し訳なさの方が勝っているのです。

言われる側も、「すみません」という言葉の裏に、わざわざしてもらって申し訳ない、という相手の気持ちを感じ取るのです。

申し訳なさが勝っている状況では、なかなか「ありがとう」という言葉は出てこないでしょう。しかし、それでは感謝の気持ちは相手に伝わりません。素直に「ありがとう」と言えれば純粋な感謝の気持ちを伝えることができ、お互いが幸せな気持ちになれるというのに、もったいない話です。

素直に「ありがとう」という言葉が口から出てくるようにするためには、まず相手への感謝の気持ちを持たなければならない、という人がいます。そんなにしょっちゅう人に感謝ばかりしていたら疲れてしまうという人もいるでしょう。しかし、その考えは今日から改めてほしいと思います。

まず、今日から何かをしてもらったら、必ず一言「ありがとう」と口にするようにしてみてください。「すみません」と言ってしまったら、その後にすぐ「ありがとう」と付け加えましょう。

ここで誤解を恐れずに言えば、そのときに必ずしも心から感謝する気持ちを持っていなくてもかまいません。言葉は悪いですが、最初は口先だけでもよいのです。とにかく最初に感謝の言葉を口にすることが大切です。そこから相手に素直に感謝する気持ちが生まれてくるからです。

皆さんの日常で「すみません」よりも「ありがとう」の回数が多くなってきたら、しめたものです。人間は行動が変われば心のあり様も変わります。さまざまなことへの感謝の気持ちは、細かなことへの気付きをもたらし、周囲を明るく活発なものにしていくことができるようになります。

今日から、「すみません」を「ありがとう」に変えていってください。皆さん、私の話を真剣に聞いてくれて、(すみません、ではないですね)本当にありがとう。

以上

※上記内容は、本文中に特別なことわりがない限り、2016年2月29日時点のものであり、将来変更される可能性があります。

執筆者 日本情報マート

中小企業の頼れる情報源として、経営者の意思決定をサポートするコンテンツを配信。 「開業収支」「業界動向」「朝礼スピーチ」など2000本を超えるコンテンツを有するほか、年間200件以上の市場調査も行っている。現在、50を超える金融機関に情報提供を行っている。

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