経営者としての見識を深めたい

2017年10月23日

(最終回)守屋淳の、渋沢栄一から経営者への手紙/ 渋沢栄一の生涯(17)

リーダーシップ 渋沢栄一

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カフェは胸がとてもスッとする

渋沢栄一が「日本の近代化の父」になれた理由を、彼のもともと持っていた資質から探るとすると、一つ浮かび上がってくる要素があります。それが、

「好奇心の強さ」

なのです。もう少し格好良くいえば「進取の気性」となりますが、今回はこの点をご紹介したいと思います。

幕末から維新への転換のように、時代状況が大きく変わるような状況では、「新たに時代を作る変化の波」「昔はなかったテクノロジーや道具」に対する興味や、面白がりの気持ちがないと、どうしても取り残されがちになります。後述しますが、これは現代でもまったく同じ状況なのです。

渋沢栄一は、この点で、とにかく面白がりでした。

たとえば、彼は1867年にパリ万博幕府使節の随員としてヨーロッパに渡るのですが、このとき、日記に以下のような記述があります。まずは、行きの船での食事。

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