一回り成長した姿を収束後に見せられるか。

経営者としての見識を深めたい 2021年1月27日

コロナ禍によって社会、経済、文化、人々の“動き”が制限されるに伴い、私たちが手にする“印刷物”も減少。そのとき瀬田章弘社長が考えたのは、仕事が減ることで生み出せる“プラスの効果”でした。

新型コロナウイルスは、印刷業界にも多大な影響をもたらしました。例えば、人々の外出自粛によって物が動かなければ、企業は広告・販促活動を控えます。各種イベントや展示会の中止が決まれば、配布用のリーフレットも告知ポスターも制作されません。

「業界全体で見ると、コロナ禍による売り上げの減少は平均して約3割といわれています。その中で、当社は約1割減に止めることができました。その理由はいくつかあるのですが、一つは以前から景気動向の影響を受けにくい分野に特化してきたことです」

瀬田社長が経営する弘和印刷は、いわゆる「モノクロ印刷」を得意とすることで業界内における独自のポジションを確立してきました。そのため、一般的に「カラー印刷」で制作される商業広告の比重が低く、たとえ不況下でも〝必要とされる印刷物〟の依頼が多いのです。

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