他人ではなく、自分が変わるのだ——。

経営者としての見識を深めたい 2021年4月7日

新型コロナウイルスの影響を受け、自動車メーカー各社は世界的な工場の稼働停止に追い込まれました。その渦中、部品製造の一端を担う春日井公成社長は「自らを見つめ直した」といいます。

 コロナ禍によって生産量、販売量ともに大きく落ち込んだ自動車業界。予想以上に早く、中国に続いて北米、国内市場が回復したことで、今でこそ安堵感が広がっていますが、一時は壊滅的な危機も懸念されていました。

「当社もコロナ禍の影響で大打撃を受けました。特に昨年4月からの4ヵ月間は酷かったです」

 春日井加工の主力製品は自動車部品。部品メーカーにとって、業界全体の生産量の減少は死活問題でありながら、自社の力ではどうすることもできません。

「焦っても仕方がない。まずは落ち着いて、いずれ絶対に戻るときがくるから、それまでは『自分にできること』に徹しようと考えました。リーマンショックや東日本大震災後の混乱を乗り越えた経験が、そうさせたのだと思います」

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