健康経営®のコラム

2018年8月15日

経営者に知ってほしい健康経営/第17回 労働生産性向上と栄養-現代社会に求められるもの

健康経営®

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1993年、ノーベル賞受賞講演において、フォーゲル教授は、英国における1790年から1980年の間の1人当たりの労働生産性の向上の30%は、栄養によって説明できる、と発表した。栄養状況の改善が、免疫力を高め、感染症を予防し、病気による労働生産性の減少を予防したことが寄与しているように思われる。食糧事情が好ましくない時代には、食物の供給が空腹感を満たせるまでに至れば、健康状況も改善したのであろう。果たして、現代社会において、何が労働生産性に影響を及ぼすのであろうか。

わが国の労働生産性は、国際的には20位前後を推移しており、決して高いとはいえない状況である。短時間睡眠で長時間労働であるにもかかわらず、労働生産性は先進国の中では最下位である。労働時間当たりで労働生産性を算出すると、長時間労働は不利であるが、労働時間を短くして労働生産性を上げれば、長時間労働や短時間睡眠による健康障害は予防できることになる。

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