社員を大切にしたい

2016年3月30日

頑張る新人に心から伝えたい「社会人のススメ」

新入社員 部下育成

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期待と不安が入り交じる

慣れ親しんだ環境から飛び出して新しい第一歩を踏み出すとき、人は皆、多かれ少なかれ不安を抱くものです。特に、これまでとは全く異なる厳しい世界に飛び込む新入社員(以下「新人」)は、期待に胸を膨らませる一方で、「自分はちゃんと働けるだろうか?」「仕事についていけるだろうか?」「先輩や同僚とうまくやっていけるだろうか?」など、さまざまな不安を抱くものです。

会社としては、将来を担う大切な新人に、明るく前向きな気持ちで社会人生活のスタートを切ってもらいたいものです。そのために会社が新人にぜひとも伝えたいことをまとめてみました。

社会人的自律のススメ

社会人になるということは、「自立する」ことです。そして、自立するということは「自分の食べる分は自分で稼ぐ」「自分のことは自分でする」「自分の言動に責任を持つ」ことです。例えば、朝、自分で起きることができずに家族に起こしてもらっている人や、浪費がかさんで金銭的な援助を受けている人は自立しているとはいえません。社会人として生活するためには、誰かに依存することをやめ、「自律する」=「自分で自分の生活を律する」ことを心掛けなければなりません。

自律することができず、誰かに甘えたり依存してしまう態度は仕事にも出てしまいます。仕事でミスをしたとき、誰かのせいにしてしまうかもしれません。このような人は「自分自身の言動に責任を持って仕事をしている」とはいえず、仕事も任せてもらえません。周囲の助けを得ながらでも、自分のやるべき仕事は、責任を持って自分で成し遂げるのが社会人としての姿です。

組織的思考のススメ

1)会社のルールを守る

会社には、収益の確保や社会貢献などの目標があります。会社で働く以上、新人も組織の一員として、こうした目標の達成に貢献する意識を持ちましょう。

また、会社にはルールがあります。例えば、9時始業で18時終業(うち休憩60分)、残業は事前申告制といった働き方の基本から、提案書の作成方法や個人情報の取り扱いなど少し難しいものまであります。これらのルールは必要性があって定められるわけですが、新人には十分に理解できない部分もあるはずなので、分からないことは必ず先輩社員に確認しましょう。中には、どうしても納得できないルールがあるかもしれません。そのようなときも、先輩社員に相談してモヤモヤを解消することが、気持ちよく働くためのコツです。

2)時間感覚とコスト感覚を養う

ルールと同様に、仕事には守らなければならない時間があります。ある社員が自分の仕事を時間通りに終えられないと、その影響は次工程にも及びます。会社における全ての仕事は密接に関係しています。仕事の時間は「個人の時間」ではなく「組織の時間」であるということを忘れてはなりません。

また、コスト感覚も持ちましょう。人件費・通信費・水道光熱費・旅費交通費などはもちろんですが、コピー用紙やボールペンなどの備品にもコストがかかっています。自分の懐が直接痛まないからといって備品を無駄遣いしてはいけません。

3)改善する癖をつける

以上のことを守りつつ、新人なりに効率性を追求する姿勢を持ちましょう。ちょっとした工夫で仕事は改善できます。今のやり方が当たり前だと思わずに、新人のうちから改善する癖をつけることは、将来の成長に大いに役立ちます。

良好な人間関係構築のススメ

1)良好な人間関係を構築する

会社は自分が多くの時間を過ごす場所であり、関係者と良い関係を築きたいものです。先輩社員も、新人が一日でも早く会社になじめるように、「どのように接したら新人の緊張が和らぐだろうか?」「どのように指導したら新人が能力や個性を発揮しやすいか?」といったことを常に考えています。

最初は緊張するでしょう。しかし、いつまでも“借りてきた猫”では周囲となじめません。少しずつでも自分のキャラクターを出していく努力をしてみましょう。

2)目標とする人を決める

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