社員を大切にしたい

2019年3月19日

定着に効力を発揮する施策の実践例/「アルバイトが辞めない経営」のススメ!(5)

組織運営

空前の人手不足時代、人事政策は採用から定着にシフトすべき

求職者一人あたりに何個の仕事があるかを示す有効求人倍率は、直近2018年9月で1.64倍。昨年6月にバブル期の水準を超え、いまだ上昇を続けています。こういった雇用環境をうけ、アルバイトの時給も高騰を続け都市圏では1,000円を超えました。外食・小売といったアルバイト・パートを主戦力とする業界は、人材確保に必死なのです。

しかし、この「超売り手市場」の環境下においては、人が足りないから採用しよう!ではなく、採用した貴重なアルバイトスタッフの離職抑止が極めて重要です。にもかかわらず辞めたらまた採ればいいという安易な考えが、いまだに支配的。これでは「底が抜けたバケツ」と同じです。いまこそ「採用<定着」というパラダイムシフトが求められているのです。

本連載では、上記の視点から、いま最も必要とされる「アルバイトが辞めない経営」の要点について述べてきました。最終回となる本稿では、定着に効力を発揮する施策の実践例について紹介します。

従業員エンゲージメント

アルバイトが一定期間以上、ひとつの職場に在籍している状態とは、その人にとって居心地や都合がよい状態ということです。それは、その職場に「愛着」が芽生えた状態といってもよいでしょう。それが従業員エンゲージメントです。従業員が会社や職場に対してどれくらいの愛着心を持っているか、企業と従業員の間の信頼関係を意味する言葉です。

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