逆境のときこそ真価が問われる。

リスクにそなえたい 2020年11月2日

コロナ禍による経済や雇用への影響が次々と顕在化する今も、状況を前向きに捉え、力強く歩みを進めておられる方々がいます。その一人がヤマト精機株式会社の萩原晃社長です。

筑波山のふもとに位置する筑西市に3つの工場を構えるヤマト精機株式会社。1980年、34歳だった萩原社長が一人で立ち上げたヤマト精機製作所が原点です。

「最初は15坪の“掘っ立て小屋”でした。当時最先端だったNC旋盤*を、分割払いでなんとか1台購入できたのですが、仕事のあては一切ありません。それまで勤めていたギア(歯車)メーカーでの取引先から仕事をいただくこともできたのですが、それは筋が違いますから、ゼロから開拓する道を選んだのです。昼間は営業に回り、夜に旋盤を回し、納品に回るのは深夜か早朝。休日どころか寝る間もない日々が2、3年は続きました。『10年で1000坪の敷地と300坪の工場』『10年で従業員20人、売り上げ3億』という目標を書いて壁に貼り、それを見ては歯を食いしばりました」

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