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2016年8月1日

プレゼン成功のコツは、話し方にあり。話し方を極める5つのポイント

営業・マーケティング 部下育成

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“良いプレゼン”をするには?

「プレゼンがあると思うと気が重い……」と感じている人は多いのではないでしょうか?

ビジネスには、プレゼンテーション(プレゼン)がつきものです。社外のお客様に向けて行う、社内で行うなどさまざまなシーンでプレゼンをすることでしょう。苦手意識を持っている人が多いかもしれませんが、ビジネスパーソンにとってプレゼンは大きなチャンスでもあります。自分が立案した企画や、開発した新商品・サービスを実現することができるかもしれません。

プレゼンで大切なのは、何よりも「準備」です。準備というとパワーポイントなどを使った資料の作成を連想する人が多いかもしれませんが、それだけではありません。聞き手が感動したり、聞いた後に何か行動を起こしてくれるようなプレゼンをするには、「どのような話し方が良いのか」。このことを知っておき、そうした話し方の練習をしておくことも、とても大切な準備です。「すごいプレゼン」でおなじみのTED(テッド)などで素晴らしいプレゼンの実例を見て、どのようなプレゼンが人の心に響くのか、日ごろから研究しておくとよいでしょう。

本稿では、良いプレゼンがどのようなものかを改めて確認した上で、“相手に伝わるプレゼン”の話し方について、5つのポイントを紹介していきます。

“分かりやすさ”が一番

良いプレゼンの第一条件は、分かりやすいことです。複雑で難し過ぎるプレゼンは、聞き手が途中で聞く意欲を失ってしまいます。特に次の3点に気を付ければ、分かりやすいプレゼンをすることができるでしょう。

1)平易な言葉を使っているか?

誰にでも理解できる平易な言葉を使うことが大切です。聞き手との情報共有がどこまでできているかにもよりますが、専門用語をたくさん使うと、聞き手は内容がよく分からなくなってしまいます。また、社内では当たり前に使っている言葉でも、社外の人から見れば分かりにくい言葉、一般的には使わない言葉の場合もあるでしょう。社外の人(家族や友人など)の前でプレゼンをして見せて、通じない言葉があったら他の言葉に置き換えるなどの工夫が必要です。

2)今日は何を話すのか?

初めの段階で、聞き手が「今日は何を話すのか」が分かるようにするのもポイントです。結局何が言いたいのか分からないままでは、聞き手の気持ちが途中で離れてしまうでしょう。状況やプレゼンの内容にもよりますが、最初に「今日は何を話すのか」を明らかにすることが必要です。例えば、プレゼンの冒頭で「今日は話したいことが3つあります。1つ目は……、2つ目は……」などのように、アウトラインを示しておくと聞き手はプレゼンの全体像をイメージしやすくなります。場合によっては、初めに結論を示すのも一策です。

3)具体的な話をしているか?

「とても大きなメリットがあります」と言われるのと、「利益が30%向上するという大きなメリットがあります」と言われるのでは、どちらが分かりやすいでしょうか? 聞き手にとって分かりやすく、心に残るようにするには、数字や事例などを盛り込んで、より具体的な内容にしなければなりません。プレゼンを聞いた後、聞き手が、内容を上司など他の人に報告することも十分あり得ます。そのときに、聞き手が報告しやすいのは具体的な数字や事例などです。具体的に何を盛り込めば聞き手が他の人に報告しやすくなるかをイメージするとよいでしょう。

プレゼンを成功させる話し方のポイント5つ

「伝え方」についての書籍がベストセラーになっているように、伝え方、つまり話し方はとても重要です。当たり前のことですが、いくら内容が良くても、早口過ぎたり声が小さ過ぎたりして聞き取りにくければ聞き手に伝わらないからです。また、プレゼンのときは特に、聞き手を引き付けるような話し方を心掛けなければなりません。数々の伝説のスピーチを残しているスティーブ・ジョブズのようにとまではいかないかもしれませんが、どのような話し方をすれば聞き手に伝わりやすくなるか、改めて整理しておくことがプレゼン上達の第一歩です。

プレゼンを成功させる話し方のポイント5つ

1)ポイント1:大きな声でゆっくりと。

大きな声でゆっくりと話す。これは基本中の基本です。特に緊張していると自分が思っている以上に早口になったりすることがあるので、心持ちゆっくりめに話すように心掛けるとよいでしょう。事前にプレゼンの練習をしている自分の姿をスマホなどで録画しておき、話すスピードをチェックしておくのも一策です。

2)ポイント2:ジェスチャーを取り入れて。

例えば「ここで大きな問題が2つあります」と言うときには、聞き手に分かるように、人さし指と中指を使って、ピースするような格好で「2つ」を表すと、「問題が2つある」ことを、聞き手により印象付けやすくなります。始終ジェスチャーを交えて話していると、聞き手がジェスチャーが気になって集中できなくなるので、ポイント、ポイントで効果的に使いましょう。

3)ポイント3:間(ま)を効果的に。

プレゼンでは、メリハリが大切です。そこで重要になってくるのが「間(ま)」の取り方です。例えば、「この件に関して解決策が3つあります。皆さんはどのような解決策があると思いますか?」と質問を投げ掛けた後、少し間(ま)を空けてみるなどのやり方もあるでしょう。こうすれば、聞き手がそれぞれ頭の中で解決策を思い描くようになり、プレゼンに引き込まれていきます。「もしかしたら、解決策を答えてくれと指名されるのでは?」という緊張感を持ってもらえるかもしれません。ただし、こうしたやり方を使うときは、聞き手と自分との立場の違いを考慮して、“上から目線”にならないように注意しましょう。

4)ポイント4:早く“味方”を見つけて。

聞き手の中には、しっかりとうなずきながら聞いてくれる“味方”がいるものです。プレゼンの際は誰しも緊張するので、早いうちにこの“味方”を見つけ、その人に語りかけるようにすると緊張もほぐれ、“ノって”話をすることができるでしょう。周りの聞き手も、“味方”につられて話に集中してくれるという効果も期待できます。ただし、いつまでもその人にだけ話しかけるのではなく、その周りの人にもしっかり顔を向けて話をするように心掛けましょう。

5)ポイント5:最後は情熱を持って。

ここまで、話し方のテクニックを中心に述べてきましたが、大切なのはテクニックだけではありません。ハートが何より重要です。情熱を持って聞き手に語りかければ、聞き手は、きっとあなたの話に引き込まれるでしょう。そのためには、話す内容に自信を持ち、「これは本当に相手(あるいは我が社)のためになる」という思いで話をすることがポイントです。独り善がりにならないように注意する必要がありますが、プレゼンは、ある程度自分に酔うことも成功のコツといえるのです。

こうした話し方の5つのポイントを実践するには、一にも二にも練習が必要です。自分の姿を録画したり、上司や同僚、家族、友人などの前で通して練習し、プレゼンの本番に備えましょう。練習はすればするほど、プレゼンに対する自分の気持ちも高まっていくものです。しっかりと準備をして、プレゼンを成功させ、チャンスをつかみましょう!

以上

※上記内容は、本文中に特別なことわりがない限り、2016年7月28日時点のものであり、将来変更される可能性があります。

執筆者
日本情報マート

中小企業の頼れる情報源として、経営者の意思決定をサポートするコンテンツを配信。 「開業収支」「業界動向」「朝礼スピーチ」など2000本を超えるコンテンツを有するほか、年間200件以上の市場調査も行っている。現在、50を超える金融機関に情報提供を行っている。

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