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夏休み、自分に手紙を書いてみよう/朝礼スピーチ

旬な話題を知りたい 2016年7月19日

夏休み、自分に手紙を書いてみよう

皆さん、夏休みには、心身共にリフレッシュしてください。これから夏休みを取る人にお願いがあります。小・中学生の頃には、夏休みに宿題があったでしょう。そうです、皆さんにも夏休みの宿題をお願いしたいのです。ただし、この宿題は、全員がする必要はありません。興味を持った人がすればよいのですし、小・中学生の頃のように提出する必要もありません。

私が皆さんにお願いする夏休みの宿題は、未来の自分に2通の手紙を書いてもらうことです。1通は1年後の自分に、もう1通は5年後の自分に書いてください。文量は問いませんし、書き方も自由です。今の悩み、将来への希望や不安、自分や家族のこと、仕事のこと、趣味のこと、健康のこと、あんなことをしたい、こんなことができたらいいななど、なんでもかまいません。

自分に宛てた手紙なので、自分以外、誰も読みません。素直に、思いのままを書いてほしいのです。

普段、日記を書いている人はこうした日常の出来事や自分の思いをつづるのは習慣になっているでしょう。その延長線で、手紙を書いてください。

普段、日記なんて書かない、書くのは年賀状だけという人は、箇条書きやメモ程度でかまいません。

10年前、私は、自分への手紙を書くことを学生時代の友人に勧められて始めました。最初の年に書いた1年後の自分への手紙の内容は、自分のことばかりで、そして、とても欲張りなものでした。話題は会社(仕事)、家族、友人、お金、趣味などでした。主語は自分で、自分の悩みと自分がしたいことばかりが書かれていました。最初の年に書いた5年後の自分への手紙の内容も同じようなものでした。

5年前に書いた1年後の自分への手紙の内容は、話題が少し変わり、会社(仕事)、家族、友人に健康が加わり、主語が自分だけでなく会社(仕事)、家族(特に子供)が多くなっていました。

2年前に書いた1年後の自分への手紙の内容は、さらに話題が少し変わり、会社(仕事)、家族、友人、健康に、教育や経済など社会全体のことが加わっていました。そして、自分がどのようにしたらよいのかという、自分自身への問い掛けが多くなっていました。

友人が、1年後、5年後と2通手紙を書いているなら、「私は、1年後、5年後、10年後と3通書こう」と決めたのです。今年で10年がたったので、この夏休みは10年前に書いた手紙を読みます。それが楽しみでもあり、怖くもあります。自分自身の本質は変わってはいませんが、10年前の自分が今よりも欲張りというか、強欲で自分本位であったことを知っているからです。

未来の自分に手紙を書くという宿題の良いところは、自分の関心事がこんなにも変わるのかとはっきりと分かることと、それに対する自分の心の持ちようの変化が分かることです。何より、自分自身のことを、改めてしっかりと考えるきっかけになります。

自分への手紙を書くことで、自分の中における大事なものの優先順位がよく分かるようになります。特に、仕事に対する姿勢の変化が読み取れます。

1年後、5年後の自分に手紙を書く時間が取れるのは夏休みぐらいでしょう。今年始めれば、来年の夏休みには、1年後の自分に宛てた手紙を読むことができます。夏休みの楽しみが1つ増えると考え、ぜひ、自分への手紙を書いてみてください。

以上

※上記内容は、本文中に特別なことわりがない限り、2016年7月15日時点のものであり、将来変更される可能性があります。

執筆者 日本情報マート

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