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2018年7月12日

スマートスピーカーで変わる私たちの社会

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スマートスピーカー

スマートスピーカーが備える機能と主な用途

2014年にAmazon社が米国で「Amazon Echo」を発売しました。それを皮切りに、Google社の「Google Home」、Apple社の「Apple Homepod」など、複数の大手IT企業が独自の「スマートスピーカー」を発売しています。日本で「Amazon Echo」が発売されたのは2017年です。当時は「招待制」でしか購入できませんでしたが、今では一般販売されています。

スマートスピーカーの一般的な定義は、音声操作のアシスタント機能と無線通信接続機能を持つスピーカーというものです。音声操作のアシスタント機能は、音声を認識し、合成された音声で応答してくれる機能です。無線通信接続機能は、Wi-FiやBluetoothなどを使って様々な機器と無線で接続し、それらの機器を操作する機能です。例えば、「電気をつけて」と言われたときに、電気(照明器具)と無線でつながっているからこそ、その命令に従った操作が可能となっているわけです。

メーカーや機種によって異なりますが、現在のスマートスピーカーは様々な命令や質問、会話などに応じてくれます。スピーカーなので、音楽やラジオなどの再生、操作を音声で指示することができます。例えば、「○○○の曲を再生して」「次の曲にして」といった命令に応えた動きをします。

また、「明日の天気を教えて」「日経平均株価を教えて」「○○○の意味は?」などと質問すると、それに答えてくれます。その他、「○○○するって覚えておいて」とメモを残せたり、「明日7時に起こして」とアラームを設定できたりしますし、「テレビつけて/消して」と無線でつながっている機器を操作できたりします。

論理的には、インターネット上で提供されているサービスを音声で利用できるようになるので、例えば、美容院の予約をしたり、商品を注文したり、といったことも可能です。無線につながる家電機器が増えれば、洗濯機を動かしたり、お風呂を沸かしたりといったことも音声でできるようになります。

一方、日本ではスマートスピーカーを「AIスピーカー」と呼ばれることもありますが、これには違和感を持つ人もいるでしょう。なぜなら、現在のスマートスピーカーで提供されている機能はまだまだ充実しておらず、一般に連想されるような、AIと会話ができるレベルには及ばないためです。

とはいえ、スマートスピーカーは私たちの生活に大きな変化をもたらしつつあるデバイスであり、用途も大幅に広がり続けていくことは間違いないでしょう。米国のリサーチ会社Ariztonが発表したリポートによると、2022年には、スマートスピーカー市場規模が48億ドル(5,411億円)に到達し、急激な成長を迎えるといわれています。

各社のスマートスピーカーの違い

現在、スマートスピーカーの主要製品は、Amazon社の「Amazon Echo」、Google社の「Google Home」、Apple社の「Apple Homepod」、LINE社の「Clova WAVE」といったところが挙げられます。主要製品の違いを簡単に確認してみましょう。

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